スナップ探し 序章
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スナップ探し②
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2019年12月2日更新
私の考える、
【スナップ必要条件】
・ラバージグにも使える
・存在感が小さい
・どのルアーにも使える形状である
・PE30lbに耐えられる強度がある
・線径0.5mm以上
・勝手に開かない
・ルアー交換が簡単
探しているうちに増えたり減ったりしましたが、
この条件は絶対必要だという結論にいたりました。
要約すると、
何にでも使えて強くて交換が簡単なスナップ
です(笑)
でもそんなスナップ、まぁーありません。
もう何年間探しているのか(笑)
線径と形状を精査し、
線径↓
形状↓
色々試し↓
っていうくらい無いんですよね。
前提条件
さて、まず前提条件として、
万人受けするスナップを探しているわけではありません。
私のタックルセッティングで私の使うルアー(ワーム含む)全てに使用できて、壊れたり開いたりしなくて、重すぎたり目立ちすぎたりしないスナップ、を探しています。
私のタックルとは、
【ライン】 PE1.5号(X8)
【リーダー】 フロロ20lb
【ロッド】 強めのベイトフィネス
【ルアー】0.9gジグヘッド、スモラバ、ネコリグ、ラバージグ、プラグ全般、メタルジグ、スピナーベイト、バズベイト、ビックベイト、、etc
と、テキサスリグ以外は大体このタックルでやります(笑)
何故スナップを使うのか
おかっぱりでは一般的な、ベイトとスピニングの2本持ちではなく、全てベイト一本でこなすため、ルアー交換をかなり頻繁にやります。
スピナーベイトからラバージグに。
ラバージグからネコリグに。
ネコリグからクランクに。
という交換がしょっちゅうあります。
下手したら1投で交換する時も。
そして、いちいち結び変えませんので、全てのルアーに同じスナップを使います。
また、全てに使えても、交換が大変だと、どーしても交換を控えてしまい、結果として釣果が落ちてしまいます。
スナップの使い勝手は釣果に直結するのです!
どんなスナップがいいのか
だから、これら全てに使えて、交換が簡単なスナップが欲しい、と思って長年探しています…。
探しながらも、安定して使っていたのがデコイのラウンドスナップです。
何にでも使え、形状、交換のしやすさは最高なんですが、私としては弱い…。勝手に開くし…。
交換はしやすいのですが、大きく曲げると強度(形態維持力)は一気に落ち、スナップを閉じた時の反発がなくなって、しっかり閉まらなくなります。
また、根掛かりなどで強く引っ張ると全体的に伸びてしまい、閉めるときにツメが引っ掛からなくなるなどが発生して使えなくなります。
いやいや、スナップは消耗品!壊れたら変えましょう!というご意見はもっともなのですが…、結構すぐこわれるので、その都度変えていたらスナップを使っている意味がない…。毎回直結でパロマーノットでもしてた方が早いんじゃないか…。と思います。
あとラウンドスナップは線径が細くて、リーダーとの結束強度がかなり弱くなります!
ダブルで結んでも、引っ張るとスナップがリーダーにめり込んで、リーダーを切断してしまいます。
線径が0.4mmなのか0.5mmなのかではそれが大きく違ってきます!
↓
しかし、太ければいいのかというと、今度は重さと存在感の問題があります。
これは、使い心地には関係ありませんし、確証もないので使う人の気持ちの問題なんですが(笑)
例えば、クランクに銀色で太くて大きいスナップがついていてもそんなに気になりませんが、小さなジグヘッドやネコリグにおっきなスナップがついていたらどーでしょう。
ワームよりスナップの存在感が目立ってしまいます。
それに、余計な所に重心がきてしまい、本来出したいアクションにならないかも。
そんなの気にしない!ってひとには関係ないですが(笑)
スピニングで直結でやってる人に釣り負けた時に言い訳はしたくないんです。
そもそもリーダーが太いんで、更なるリスクは背負いたくないだけですがね(笑)
スナップ再探索
と、こんな理由から
【ツメ形状】折り返しがきつくなく、クロスではない。更に、勝手に開かない
【線径】0.5mm
【色】黒
という条件でまたネットの世界の奥深くまで探しにいくことに…(笑)
でもほとんどのスナップ、使ったことありますからね。
今さら新しいのなんてないわ。
もー諦めるわ。
と思った矢先の発見でした(笑)
テンマウス ハイパースナップ
それがこちら↓
|
このハイパースナップ、開け方が特殊!(笑)
頭とお尻を持って逆方向に捻ると外れます。
結構簡単。
普通のスナップみたいにルアー側を押して開けようとしても、ツメがロックピンに引っ掛かって開きません。
それの何がいいのか!?
頭とお尻を逆方向に捻るなんて、通常使用中にはまず発生しません。
ということは、勝手に開かない!
ということ😱😱😱
ぎゃ~
勝手に開かないけど、人が開けようとすると簡単に開くー
完璧ー( ´゚д゚`)アチャー
いつも、何故か勝手に開いてるときあるんですよねー
ファイト中にスナップが開いて、スナップだけ返ってきた時のショックときたらもう…
しかも、クロススナップみたいに、開けてもルアーが付けづらいってこともない。
クロススナップって、ツメ部分がスナップ本体に重なってて、しかもツメの端が内向きだから、ルアー付けづらいんですよねー
その点このハイパースナップは開けた状態でツメ部分がスナップ本体に重ならない!
これ、かなり重要なポイントです。
更に、ラウンドスナップ等の普通のスナップで発生する、開閉による金属疲労が原因の変形や強度不足もありません。
普通はスナップを開ける際に、スナップを閉める方向に大きく曲げる必要があります。
しかも、ルアーを付ける時は逆に、大きく広げたりもします。
スナップが自身の形状記憶の範囲で、バネの様な力で元に戻るレベルを超えた変形を繰り返すと、その部分がどんどん金属疲労を起こし、弾力が無くなると同時に強度が下がっていき、破断の可能性が高まります。
しかしハイパースナップに関しては、開ける時にねじってツメを外すと勝手に大きく開きます。
そのため、一回閉じるというアクションが必要ないので金属にかかるストレスが大きく軽減されます。
しかも、スナップの先端からツメまでの距離が通常のスナップより長いので、スナップを大きく開くときの角度が小さくすむので、ここでも金属へのストレスが軽減されています。
ガマカツの音速スナップシリーズも開かずにルアー交換ができるので、金属疲労しない!という謳い文句でしたが、音速は隙間が多くて、ひっぱるとすぐに変形してしまいます…
強くて疲労しないハイパースナップ、弱点無し…( ´゚д゚`)アチャー
至れり尽くせり。
まさに最高のスナップ。
ハイパースナップ。
早速使ってみましたが、
50upのニゴイとナマズを3mの高さからぶち抜いても全く問題ありませんでした。
ハイパースナップのスペック
さてスペックですが、
線径は0.50mmです。
表記の強度は41lb。
充分すぎますね。
しかも色は黒。
マットじゃないのがちょっと残念ですが、銀より全然いいです!
存在感は、
全然いける!
賛否両論あるとは思いますが(笑)
私としては全然いける範囲です。
今までのスナップとも並べてみました。
これね、並べるのすごく大変(笑)
10分くらいかかった(笑)
一番右がハイパースナップです。
スイベルついてますが、気にしないでください。
長さはあるけど細身なので、割りと小さく感じます。
主要メンバーのみ抜粋。
左から、
音速エギスナップ SSW-Snap T-1
さすがにラウンドスナップよりは存在感ありますね。ちょっと太いし。
これらは今までの試したスナップの中でも、ある程度使えてスナップ達です。
その中でも強度、使い勝手、存在感のどれもレベルの高いハイパースナップ。
ついに、ついに見つけたのか!?
もう早速大人買いしました(笑)
結構マイナーなスナップですが、他には無い力を持っていると思います。
スナップに納得いっていない方、是非使ってみてください!
後悔はさせません!一応、文句はメールでもツイッターでも受け付けてます。
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